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大阪から北海道へ嫁入りしたウズラ。夫とボーダーコリー2頭とのドタバタな日々?!


by uzura_family
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ノンノ生還

忘れない為に書いておく。
現在のブログ読者はごく少数。
Instagramで書いて騒ぎにはしたくない。

ノンノが我が家にやって来たのは、11月下旬。
ジャム君は可愛い妹が来て大喜び!
だけど、ちょっとどん臭くてひたすら優しいお兄ちゃんは
まるでネコのような俊敏で気の強い妹に手を焼いていた。
お兄ちゃんの言うことは聞かないし、メチャクチャなとこもあって。
わんプロも激しくなっていた。

4/15(木)夕方、ソファーの上でいつものようにわんプロ中の2頭。
「ヒーヒー」ジャム君が泣き出した。
どうした?と見に行くと、ジャム君の下顎が、ノンノのネックレスと首の間で引っ掛かり、外れない、と泣いていた。
「待って待って。今外すから」と、手を伸ばしたが、
引っ掛かってるのでなく、引っ掛かった上にお互いに回転したようで、下顎に巻きついて、縛り上げたようになっていた。
ジャム君、悲鳴になっていき、共に暴れて、跳ねながら移動していき、
どうにもならない。
「待って待って。お願いだから」
ノンノがネックレスでどんどん絞め上げられていく。
コロコロウンチ。脱糞だ。
ノンノも悲鳴になってきた。
あー無理だ。切らないと。
パラシュートカラーを編んだネックレス。
ハサミなんて刃が立たない。
カッターだ、と持ち換えてる時、
ノンノがコト切れた。
舌が伸び、紫からグレーになった。
瞳孔開いて全部止まった。
お願い待って待って。ノンちゃん待って待って。
カッターの刃を首に入れて手前に引いた。
パラシュートカラーって、切れるんだろうか?
ダメだったらどうしよう?
何度かやったら、切れた!
ジャム君の下顎は後。
切れた切れた!
ノンノ動かない。
口から口で人工呼吸した。
フーーーッと吹き込んだ。
何回やったかなあ?3回くらいかなあ?
フーッとノンノが息を吐き出した。
やった!ノンちゃん!ノンちゃん!!
クタラーッとしてるけど、生きてるぞ!
よし!ノンちゃん!大丈夫だ!病院行こう!
ジャム君の下顎の紐外し、
お願いして大急ぎでゲージに入ってもらい、
ストーブ消して、車に乗り込み、病院へ。
前のピンクの犬ベッドを積んでいたので、そこへ寝かせた。
アイスフェイスを連れていた病院は休診だった。
そっか、木曜日だっけ。
よし、もう一軒の病院へ。
じつはこっちがジャム君のかかりつけだが、
ドキドキして、遠くまで運転する自信がなかったのだ。
でも行ける。行く。
終了間際。ギリギリ滑り込み。
心電図と血圧測定。
まあ、経過観察、ということで。
病院では震えもせず、小さく固まっていた。
帰宅後、ジャム君チェック。
もっと流血してるかと思ったが、たいして傷もなし。
2頭共、普通にご飯を食べた。

ノンノ、見事に生還。
一度虹の橋のたもとまで行って、還ってきてくれた!
ありがとう!ホントにありがとう!
命って、あっけなくてはかなくて、奇跡の上に成り立ってるのだと
改めて思い知りました。

パラシュートカラーのネックレスは
迷子札として着けていた。
名前と電話番号のビーズがついてて、
ジャムはブルー、ノンノはオレンジで、よく似合ってた。
ある日、ノンノのビーズ、電話番号が2つ無くなっていることに気付き、
修理に出した。
それもジャム君が首元をかじったせいだったのだと思う。
一度、ジャム君の下顎が引っ掛かり、外してやったことがあり、
修理時に短くなることは、ちょうど都合がよく、
修理から戻ったネックレスはピッタリサイズになり、
勝手に安心していた。
あまり首をやらないように、と気にしていたつもりだったが、
徹底まではしていなかった。
すべては飼い主の責任です。

こんな日に限って、夫jick氏は出張で不在だし。

ノンノ、生きてくれてありがとう!
感謝が溢れる。
それからというもの
ノンノはとても甘えッ子になっている。
ノンノ生還_a0116885_11350523.jpg





# by uzura_family | 2021-04-18 09:54 | 犬との暮らし

アイスロスな一年

最近、誰かの命日にしか更新してないぞ?
すみません。
2/23令和の天皇誕生日が、アイスの命日。
ウズラが初めてヒラフのスキー場にやって来たのは
2005年12/23、平成の天皇誕生日。

やっと一年。まだ一年。
アイスのリンパ腫が見つかり、余命厳しいと言われて、
アイスを看取るまで生きればよいと思っていたので、
今はおまけのような余生のような感覚で
健康も長生きも全く求めていない生活。
いい加減な生活のツケで
24日は歯の治療となってしまった。

アイスはウズラのことを「同志」と呼ぶ。
アイスは動物達の守護神になりたいらしい。
ウズラには地上で人々を導くように、と。
共に働こう、と。
しぶしぶ働くウズラ。
お世話焼きなアイスにお尻を叩かれてる感覚。

満月の夜はフェイス君を思い、
星空の夜はアイスを思う。

アイスロスな一年_a0116885_22243192.jpg









# by uzura_family | 2021-02-22 22:09 | 犬との暮らし

ジャム君の一年

今日はフェイス君の誕生日なんだよ。
2001年の今日、彼は生まれたんだって。
生きていれば、19歳!
ま、それは、ないか~。
18歳はお祝いする気だったけどなあ。

そして、つい一昨日が
ジャム君が我が家に来た日。ちょうど一年。
心のどこかで、急いでいた気がする。
アイスがいる間に、アイスの後を継ぐ子を、と。
アイスからわずかでも直接教わってもらいたくて、
合いそうな子を探した。
男の子。
気が強いアイス姐さん相手でも大丈夫そうな子。
たくさんの活発な姉妹達がワイワイしてても
やられるでもなく平然としている男の子。
なんだか情けない顔した子で
「どうしてこの子を?」と夫jick氏は聞いたけど、迷わなかった。
で、ミラクルな子が空を飛んで来た。
ジャム君の一年_a0116885_20223676.jpg

8.7kg。アイスの子分だから、ジャム君。
ジックの後継ぎでもあるので、頭文字Jで。
生後3ヶ月で来て、2ヶ月後、生後5ヶ月の時、
大好きで頼りにしていたアイスが逝ってしまった。
ジャム君の悲しみは、想像以上に深く、
結婚前から14年ずっと暮らしてきたウズラが悲しんでいられなくなる程?!
それでもまあ、ウズラも生きる気力は失せてたけどね。
ジャム君の一年_a0116885_20351228.jpg

父ちゃん母ちゃんは大事に可愛がってくれるけど、
やっぱり寂しくて。

一歳過ぎて少しして、
ジャム君に合う子を探し始めたけど、
どうもうまくいかない。
と、思ったら
まるでその隙間をシューッと差し込む光のように
ミラクルな子がまた空を飛んで来た!
このコロナ禍を飛んで来たなんて、普通じゃないわよね!
ジャム君の一年_a0116885_20423746.jpg

ノンノと名付けました。
アイヌ語で「花」の意味です。
Instagramにアップした途端に
アイヌ関係の人からコメントも来て
また新たな風が流れ始めています。

ウズラはヘアドネーションする為に3年かかり
これをやり切るまではとりあえず生きることにしてたけど
子犬が来ることになり、直前にカットを済ませたら
グズグズ言ってる暇もなくなり
ワイワイ言いながら、今日も生き、暮らし、
アイス、フェイス、ジックと
皆が見にきてくれてるような気がしています。
ジャム君の一年_a0116885_20515592.jpg

Instagramも見にきてね。
https://www.instagram.com/uzura_garden
ジャム君の一年_a0116885_20531215.jpg

# by uzura_family | 2020-12-16 20:03 | 犬との暮らし
3頭一気にハイジさん?!_a0116885_23035615.jpg

フェイスが亡くなり一年過ぎ、
フェイス&アイス&ジャム、3頭まとめて、ハイジさんのセッションを依頼した。
フェイス君は相変わらず、優しい。
ベンツに乗っていろんな所へ出かけたこと、
今は行きたい所へ自由にすぐ行けるから、もう車はいらないの、と。
コロナで北海道行きをキャンセルし、大阪にいるウズラママに、
ガッカリしてて残念だね。来れないから僕が行くよ、と。

アイスは、これまでの自分の経験を役立てたい、と。
牛や馬、鶏、犬など、人間に近い存在の動物達のサポートする守護神のような働きをする計画ビジョンがあるらしい?!

すごいね!アイス。
母ちゃんが日々お祈りしてたのをよくあなたは見てたけど、
それは関係あるの?ないの?と訊ねたら
「私が最初に始めたんだ!」と即、言い返して来た、って。
「私達は同志。他の人、動物のため、という、サポートの為に降りてきた魂。
それぞれ使命を持って生まれてきて、出会ったのだ」と。
もうハイジさんも、アイスに敬語になってるし?!

神様アイスは、生前も亡くなってからも
甘えん坊ジャム君には、厳しいらしい。
ジャムは、一人にしないで、と何度もお願いしたけど、ダメ、無理、ピシャリと断られてガッカリして不安だった、と。
亡くなってから、アイスの姿を見つけて駆け寄っても、スッと消えちゃう。
最近はあきらめて追いかけなくなった、とジャム君。
僕はそんなに強くないから、と。
やっぱりジャム君は平和主義。
競争とか、どっちが強い弱いとか、好きじゃないから
そういうことを言ってくる友達がいたら
気づかないフリしてスルーしてる、と。
そして、父ちゃん母ちゃんを笑わせたくて、いろいろやってる様子。

父ちゃんのことを頼りにしてる。
落ち着いてる、安定、父ちゃんのように。目標。
母ちゃんは、だーい好きっ(ハート)!
受け止めてもらえる。甘やかしてもらえる。ヨシヨシしてくれる感じ。
僕は愛されてる、という自信!
ふんわりしたお洋服着たら、すごくかわいい!

よくいる3歳くらいの、甘えん坊な男の子って感じだわ?!

ヤレヤレ。

空組のフェイス&アイスは、どこまでも自由でのびのび。安心した。
地上組のウズラ一家、これからも楽しく生きて行こう。


3頭一気にハイジさん?!_a0116885_23465209.jpg















# by uzura_family | 2020-08-12 23:02 | 犬との暮らし

フェイス君の長いお話

フェイス君が逝き、一年経とうとしている。
フェイスとのことを振り返る。

ウズラがニセコ暮らしを楽しもうと、アイスを迎えた。
2006年のGWのことだ。
すると、ウズラママから「引越しで飼えなくなるボーダーコリーを飼ってもらえないか?と親戚から言われたけど、無理だと断った」と聞き、
何?ボーダーのオス?血統書もあって?
ちょうどいい。こっちは広くて、もう一頭増えたって何でもないし、アイスに将来子犬産ませたいし、喜んで引き受けましょう!と、迎えることにした。
今、訓練士に預けているとのこと。
2ヶ月の予定で、あと1ヶ月、というが、
そんなの必要ない、もったいない、と
同月末にニセコへ招いた。

イメージと全く違う子だった。
4歳半のフェイス。
ボーダーなのに、運動神経悪い。
走らせても、生後3ヶ月のアイスより足が遅い。
四肢の動かし方がわからないようだ。
臭いもイヤだった。
緊張してるせいか?体臭も口臭も、全部臭かった。

不信感の塊だった。当たり前なのだが。
訓練士も体罰系だったようで、ビビりな上に余計に歯をむき出して必死になっていた。
フェイスの歯は特別大きい。
身体に対して、顔に対して、
歯が特別立派、大型犬並みで、犬歯の長さったら凄かった。
ひどい目ヤニで、取ってやろうとしたら、
手のひらの親指の下を、ゆっくり、ウズラの目を見ながら、犬歯でグッサリ刺された。
盗み食いを発見して叱ったら、ウズラの腕を噛りながらブンブン振られた。犬の本気噛みだ。
ウズラもキレて、死ねーっと叫んで、
そばにあった家庭菜園の支柱の10本束でボコボコに叩いた。
腕の傷痕が消えるのに10年かかった。

なつかないけど、出て行かなかった。
「ウズラさんのことが好きなんだよ」と皆に言われても、
そうは思えなかった。
気にしてるだけ、気になるだけだと。
近寄れば離れるんだし、すぐ唸るし。
初めの頃は、リードのつけ外しも齧られないように気をつけないといけなかったし。
見張られてるようで、イヤだった。

夢のニセコ暮らしは、ワチャワチャになり、台無しだわ!と思ってた。

ウズラには無理だ、と返そうと手配したけど、
ギリギリでキャンセルして、最後まで面倒見ると決めた。
だけど、うまく行きそうもないし、
もう無事に生きていてくれたらそれでいい、とも思っていた。

「犬飼いルーキーがボーダーコリーを2頭も飼うなんて、頭おかしい」と、今でいうネットでの誹謗中傷もされて参っていた。
ネットでの誹謗中傷って、ものすごい恐ろしい力があって、こちらのロウソクの火が消えてしまいそうだった。
ブログを畳むことも考えた。
その中でも応援コメントくれた方があり、結果続けたことで、今も続いている友ができたり、今の夫とも繋がった。

結果、フェイスのおかげ、フェイスがキューピッドとなり、夫jick氏と結婚し、
夫jick氏とウズラ、アイス&フェイスで、
2007年秋から新たな一つの家族となった。

夫jick氏はフェイスと、ウズラはアイスと、
コンビのように過ごしていた。

フェイスは来た頃はフィラリア陽性だったが、
数年後に陰性になり、大病することなく、
アイスから程よい刺激も受けながら歳を重ねていった。
甘えること、甘え方も覚えて、
人相ならぬ犬相もすっかり変わった。
特に小さな子どもや赤ちゃんには、とんでもなく優しかった。
犬だって人だって、変われるんだと示してくれた。

だんだんフェイスは歳をとり、
足腰が弱っていき、白内障になり、耳も遠くなっていった。
都合の悪いことは聞こえなくなって、呼び戻しがきかなくなった。
少しの段差が厳しくなり、スロープつけたり、グリップのきくマットを敷いたり。
だけど、粗相が増えて、片付けが追いつかなくなってきたり。

それでも、規則正しい生活で、順調に歳を重ねていった。

アイスは12歳の夏、リンパ腫が見つかる。
検査の結果は最悪だった。
フェイスが15歳だ。
フェイスが先に逝き、アイスだけになると思ってたのに、そんな順番は決まっていないことになった。
先生は半年先の話はできないと言った。
リンパですからね、と。
アイスはウズラの話は全部聞いてる子だし、わかる子だから、アイスの前で病気の話はしないし、泣かないと決めていた。
犬玄関で、フェイスとウズラだけになった時、
思わずフェイスに抱きついて泣いた。
するとフェイスは、グッと胸を張って、
ウズラを受けとめてくれた。
驚いた。
フェイスはまだまだ生きるつもりだ。
父ちゃんが留守だと、男の子はボク一人、って感じ。
ウズラもアイスも守ってくれるつもりでいるように思えた。
ここからフェイスとの間が大きく変わった気がする。


アイスも凄いミラクルな子で、
リンパ腫診断されてから一年過ぎた時は、
先生も何だかわからなくなって首をひねってた。
犬の一年なんて、人間でいう5年生存率を軽々クリアじゃん。
転移もなく、9歳から発症したてんかん発作と並行して、普通の暮らしを続けてた。

アイスとフェイス、
2頭一緒にいたことはお互いにとっても良かったのだろう。
決して仲良しではなかったが、家族という認識はちゃんとあった。

フェイス、12月の17歳の誕生日も、ヨタヨタしながらもクリア。
が、年が明けてから、急降下していく。
2月の夜、突然、具合悪くなり、意識も遠くなっていった。
「フェイス君、しっかりして!父ちゃん、明後日の夜じゃないと、出張で帰って来ないんだよ。父ちゃんが帰るまで頑張って!」
全然ダメだ。これじゃ明日の朝まで持たないぞ。
どうしよう?
夫jick氏からは「どうにか頼む」とメールが来るけど、どうにもならない。
祈りの応援頼みまくった。
そのまま数時間。
日付が変わる頃、フェイスの目に、かすかに力みたいなものを感じた。

そして、フェイスは帰ってきた。
祈りのエネルギーをキャッチできたのだと思う。
未だに不思議な出来事。
だって見守って声かけてただけで、
何か処置をしたわけでもないし、
なぜ回復できたのか、全くわからない。
でもとにかく、フェイスは帰ってきた。

アイスも、フェイスがヤバかった間は
そばに来なかった。
存在を消していた。
フェイスに光を感じ始めると、
アイスも寄ってきた。
アイスが寄ってきたことで、
フェイスは大丈夫なのかもしれないと思えた。
まだまだ虫の息だったけど。

で、フェイスは帰ってきたけれど、
そこから先は寝たきり老犬となった。
それでも元気な寝たきり老犬で、
頭は起こすし、ご飯は完食、お通じも絶好調。
ただ立てないっていうだけだった。
「死ぬ死ぬ詐欺」で行こう、となった。

そこからフェイスとウズラは
これまでの13年間のあれこれがすべて消え去ってしまい、愛のみ、となってしまった。
フェイスはウズラにすべてを託し、されるがまま。
ウズラも全力でフェイスのお世話をした。
フェイスのこうしたい、こうしてほしい、が
全部わかった。
こうしたら身体がラク、こうしたら安心できる、お腹空いた、トイレしたい、気持ちいい、ここが痛い。
だんだん力も入らなくなってるフェイスを、ヨイショと抱っこして、外の空気吸わせたり、寝床の場所を移したり、フェイスはウズラに身体を預ける。

昨年6月、
ウズラパパの十三回忌で大阪へ帰るのに、
2頭を病院に預けた。
すべて準備して、お世話の仕方もたくさん申し送りして、3泊4日。
帰ってきて、預けたことを後悔した。
一気に床擦れがひどくなっていた。
ウズラの病院への期待が大きすぎたのだ。
謝りながらガーゼを替えた。
歯も悪くなっていて、噛み合わせが悪くなった。
食欲も落ちていった。
床擦れの処置の仕方は、よい方法がわかり、
日毎に皮膚の再生を見れて嬉しかった。
先生も「学生達に見せたい」と写真撮ったり。
だけど、腎機能が落ちていき、利尿剤も効かなくなり、
いよいよ厳しくなった。
最後に病院行った帰りは、虫の息だった。
途中で車停めて、生きてるのか確認したくらい。
ぐにゃぐにゃ過ぎて、抱っこが難しかった。
それでも虫の息でも生きてくれてた。

朝、オムツ替えてる時に、フェイスは一度呼吸が止まった。
でも吹き返した。
フィラリアをやったけど、心臓強い子だったのかも。
一日中ずっと一緒に寝て、目合わせてお喋りした。

そして、満月の夜、皆に声かけられ、抱かれて、フェイスは逝った。
立派だった。

フェイスが長生きしてくれたのは
ウズラとちゃんとわかり合えるまで待ってくれたからでは?とも思う。
最後の方なんて、甘えて甘えて、一緒に寝てそばにいて、と泣いて訴えるまでになっていた。
だから毎晩向かい合わせで手を繋いで寝たり、
グズると膝に頭乗せてやって寝かしつけたり。
だって、何をしてほしいか、フェイスの思ってることがわかっちゃうから。

こうして、13年もの間のギスギスしたものを
最後の5ヶ月で、キレイにチャラにすることができたわけです。
そうして、フェイスは17歳7ヶ月という、長寿天命を完うしたわけです。

フェイスとの経験があって、
ジャム君を迎えたいと思った時、
変に自信持って申し出た。

よそで飼えなくなった子を引き取って、最後まで面倒見ました、と。
夫jick氏は「もし、アイスと相性合わなかったらどうするの?」と心配したが
「フェイスとだって、別に合わなかったけど、家族だっていうのは理解してたし、大丈夫」。

フェイスがいてくれたからこそのジャムなので。

フェイスはボーダーっぽくない純血ボーダー、と思っていたけど、
じつは、寝たきりになっても、ずっと、
日中の留守番というメインのお仕事は、しっかりしていてくれた。
じつに真面目なお仕事大好きボーダーコリーなのでした。

ウズラが帰ってくればホッとして
さらに夫jick氏も帰ってくれば
心からホッとした様子だった。

頼もしい男の子だった。


今はとにかく、ありがとう、だけ。
2月にあのまま逝ってしまわれてたら、
きっとたくさん後悔して、悪いことしたなとか思っていただろうけど、
お互いに愛のみで過ごせて、それはそれは幸せだった。
愛とか幸せって、傷や痛みみたいなイヤなことを
全部消してしまう、思い出せなくなっちゃう、凄い力がある、と知った。

ああすれば、あれをしなければ
フェイスは18歳を迎えられたのかも。
いやいや、そんなこと言ってても仕方ない。
そう思うこともたまにある。
フェイス君を抱っこしたいなあって思うし。

ずっと大好きだよ。


フェイス君の長いお話_a0116885_05475523.jpg









# by uzura_family | 2020-07-15 05:08 | 犬との暮らし